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住友化学がアルミ精錬2社の株売却、黒字転換へ事業構造見直し

住友化学はアルミニウム地金の輸入・販売のために保有してきた海外アルミニウム精錬企業2社の全株式を、両社の大株主である英豪系資源大手リオ・ティントに売却する。関連当局の承認などの手続きを経て2025年3月までに売却が完了する見通し。売却額は非公表。

売却するのは、ニュージーランドのニュージーランド・アルミニウム・スメルターの持ち分20・64%と、豪州のボイン・スメルターの同2・46%。アルミニウム地金は国際市況の影響を強く受けやすく、損益の変動幅が大きかった。住友化学は25年3月期当期損益の黒字転換を目指し、事業構造の見直しを進めている。


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日刊工業新聞 2024年06月03日

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