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住友建機が投入、「後方超小旋回ショベル」木造家屋解体機の仕様

住友建機が投入、「後方超小旋回ショベル」木造家屋解体機の仕様

後方超小旋回ショベルの木造家屋解体仕様機

住友建機は後方超小旋回ショベルの木造家屋解体仕様機を発売した。前後ともにはみ出し量が少ない円形フォームにより、狭所や障害物の多い現場でも高い作業性を発揮し、木造家屋の解体現場でのさまざまな作業に対応できる。消費税抜きの価格は標準仕様機が1892万2000円、クレーン仕様機が1962万2000円。両機種合わせて年30台の販売を目指す。

発売した「SH75X―7KK」は、7・5トン級の後方小旋回型油圧ショベルがベース。短い後端旋回半径と広い視界で快適・安心作業を実現する。2ピースブームとエンドアタッチメントへのフォークや大割機の装着により、上屋解体から整地、基礎解体など幅広い作業をこなせる。

オプションのクレーン仕様を選択することで吊り作業も可能。操縦席のフロントガラスには平行リンクワイパーを採用。払拭範囲が大幅に拡大して解体作業での上方視界、足元のガラ作業での下方視界を容易に確保できる。メンテナンスでは同社の遠隔稼働管理システム「ジーナビ」を標準で装備。機械の安心稼働をサポートする。


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日刊工業新聞 2024年4月25日

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