近鉄と東武が「桃鉄」とコラボ、その中身は?
近畿日本鉄道と東武鉄道は営業分野で連携し、関西と関東への相互誘客を図る。第1弾としてコナミデジタルエンタテインメント(東京都中央区)の鉄道ゲームコンテンツ「桃太郎電鉄」とのコラボレーション企画を4月19日に始める。それぞれの強みを生かして知名度を向上させ、相互誘客につなげる。第2弾、第3弾として鉄道グッズ販売やオリジナルクラフトビール開発などを行う予定。
桃鉄とのコラボイベント「リアル桃鉄で沿線めぐり 東武vs近鉄 東西対決ですぞ~!」では、近鉄と東武の実際の路線を舞台にウェブアプリケーション上で転がしたサイコロの目の数だけ駅を進む。各駅のミッションやイベントに挑み、ゲーム上の資産を増やす。
独自に東西対決の要素を加え、参加者は近鉄か東武のチームに所属して団体戦で資産総額を競う。両社の特急車両をモチーフにしたカードやエリアごとに異なるデザインの参加券を設定、収集を促して集客につなげる。
日刊工業新聞 2024年03月27日