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スバル生産のEVに「eアクスル」搭載、アイシンが開発・生産で協業

スバル生産のEVに「eアクスル」搭載、アイシンが開発・生産で協業

握手するスバルの大崎篤社長(左)とアイシンの吉田守孝社長

SUBARU(スバル)とアイシンは12日、電気自動車(EV)に搭載する電動駆動装置「イーアクスル」の開発と生産で協業すると発表した。スバルが今後投入するEVのニーズを踏まえた高効率で小型・軽量の製品を共同で開発し、分担生産する。スバルが2020年代後半に生産を始めるEVに搭載する。

スバルの関連会社とアイシンが同一製品を並行生産する「ブリッジ生産」を想定。電動化で影響を受ける既存のサプライチェーン(供給網)を考慮し、両社で最適な部品調達先や生産スキームを検討する。

スバルは30年に世界販売台数に占めるEVの比率を50%にする目標を掲げる。26年末までに「ソルテラ」を含む4車種を揃え、28年末までにさらに4車種を追加する計画。


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日刊工業新聞 2024年03月13日

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