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パナソニックHDがVR・IoT製品子会社を売却した背景

パナソニックHDがVR・IoT製品子会社を売却した背景

パナソニック

パナソニックホールディングス(HD)は仮想現実(VR)メタバース(仮想空間)、IoT(モノのインターネット)製品を手がけるシフトール(東京都中央区)の全株式を、クリーク・アンド・リバー社(C&R)に売却した。シフトールの技術開発力や新規事業創出の風土、組織運営などの導入が完了したことを踏まえ、事業資産構成見直しの一環で決めた。売却金額は非公表で、業績への影響は軽微としている。

パナソニックHDはシフトールのデジタル化やIoT化に適応した開発力を評価し、グループに手法や知見を取り入れてきた。パナソニックグループからの独立性は強く、今回の売却によるグループの事業展開への影響は少ないという。

C&Rは自社のVRコンテンツやヘッドマウントディスプレー(HMD)などとシフトールの相乗効果を期待している。


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日刊工業新聞 2024年02月02日

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