日産自動車は中国・清華大学と共同研究センターを設立し、２０２４年から新たな共同研究を始める。

１９９５年から２００９年の間に生まれ、中国の急速な技術革新や経済成長期に育った「Ｚ世代」に対する効果的なコミュニケーションの方法のほか、充電インフラ整備やバッテリーの回収・再利用、エネルギー管理といった電気自動車（ＥＶ）エコシステム（生態系）における自動車メーカーの役割と社会的責任について研究する。

日産と清華大は１６年に「インテリジェントモビリティ共同研究センター」を設立し、中国市場のＥＶや自動運転技術について共同研究を継続している。今回の新たな共同研究に、従来の研究の継続や人材育成・交流などを含め、包括的な覚書を締結した。