ニュースイッチ

建設監理業務8割減、大林組が衛星通信とドローンで実現

建設監理業務8割減、大林組が衛星通信とドローンで実現

設置した自動充電ポート付きドローン(大林組提供)

大林組KDDIスマートドローン(東京都港区、博野雅文社長)は、衛星通信サービス「スターリンク」と自動充電ポート付き飛行ロボット(ドローン)を活用したシステムを開発し、実証実験で建設現場の監理業務を約80%削減できることを確認した。今後、全国の大規模建設現場への導入を目指して検証を進める。

同システムでドローンを自律飛行させ、ダム建設現場での監理業務の効率化について検証した。その結果、従来は工事事務所からの移動時間も含めて345分かかっていた業務が、同システムを使えば60分に短縮できた。

日刊工業新聞 2023年12月14日

編集部のおすすめ