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【トップ30一覧】上期新車販売トップは2年連続「N-BOX」、2位・3位は?

【トップ30一覧】上期新車販売トップは2年連続「N-BOX」、2位・3位は?

ホンダ「NーBOX」

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が5日発表した2023年度上期(4―9月)の車名別新車販売は、ホンダの軽自動車「N―BOX」が前年同期比15・6%増の10万409台で、年度上期として2年連続の首位となった。軽自動車の中では同9年連続の首位。他メーカーは人気車種がバラける中、N―BOXの人気が根強い。販売が落ち込んでいた前年同期の反動もあり同車種の販売も伸びた。

2位はトヨタ自動車の小型車「ヤリス」で同12・1%増の9万4443台、3位はダイハツ工業の軽乗用車「タント」で同89・7%増の7万3493台だった。

上位30車種のうち22車種が前年同期の実績を上回った。各社、前年同期に足かせとなっていた半導体不足や中国・上海のロックダウン(都市封鎖)の影響から回復傾向にある。前年同期は10万台超えの車種がなかったが、23年度上期は首位のN―BOXのみ10万台を超えた。

9月単月でもN―BOXが2カ月連続の首位となる前年同月比6・6%増の2万686台。2位はトヨタのヤリス、3位はダイハツのタントで、上位3車種は23年度上期と同じ顔ぶれだった。


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日刊工業新聞 2023年10月06日

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