アウディがステーションワゴンに設定、スポーツグレードの性能
アウディジャパン(東京都品川区、マティアス・シェーパースブランドディレクター)は、ステーションワゴン「アウディ RS6アバント」とクーペハッチバック「同 RS7スポーツバック」にスポーツグレード「RSパフォーマンス」を設定し発売した。最大出力630馬力、最大トルク850ニュートンメートルで、それぞれ30馬力、50ニュートンメートル向上した。消費税込みの価格はRS6アバントが1910万円、RS7スポーツバックが1980万円。
駆動系には4・0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。通常モデルに比べてターボチャージャー(過給器)を大型化した。48ボルトマイルドハイブリッドや、エンジンの低負荷時に八つのシリンダーのうち四つを休止させる「シリンダーオンデマンド」を8速ティプトロニックと組み合わせて高性能と高効率を両立した。
運転手の視野に入るフロントウインドー上に、速度やナビゲーションといった情報をマルチカラーで投影するヘッドアップディスプレーなども装備した。
日刊工業新聞 2023年09月28日