横浜ゴムが太陽光・再生エネでEVタイヤ生産
横浜ゴムは自社太陽光発電システムや調達する再生可能エネルギーによる電力で電気自動車(EV)専用タイヤの生産を開始した。新城南工場(愛知県新城市)で8月に太陽光発電システムを本格稼働。4月から導入している再生エネ電力も使用し、EV専用の「アドバン・スポーツEV」のほか高パフォーマンスタイヤを生産する。
今回稼働した太陽光発電システムは約1100キロワットの出力規模で、年間予測発電量は約146万9000キロワット時。年間で約599トンの二酸化炭素(CO2)排出削減につながるとみる。
再生エネ電力は中部電力ミライズ(名古屋市東区)が調達する非化石証書が付与されたもので、切り替えにより年間で約570トンのCO2排出削減を見込む。
日刊工業新聞 2023年09月13日