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ソニーがフルサイズミラーレス投入、搭載したAI機能

ソニーがフルサイズミラーレス投入、搭載したAI機能

「α7C Ⅱ」など2機種を投入する(ソニー提供)

ソニーはフルサイズミラーレスカメラ「α7C Ⅱ」と「α7CR」を10月13日に発売する。両機種ともに重さが515グラム前後で、手軽に持ち運べる。また最新の人工知能(AI)処理機能を搭載した機種「α7R V」と同じAIプロセッシングユニットを搭載し、オートフォーカス(AF)性能を向上した。

AIプロセッシングユニットにより、人物の骨格や姿勢などの情報に基づいた被写体認識ができる。従来のα7Cシリーズで対象だった人物や動物に加え、新たに鳥や昆虫、車や列車、飛行機も認識可能になった。

動画性能面では4Kの解像度の画像を1秒間で60コマ記録できるほか、ソニーの映像制作用シネマカメラで培った技術を用いたことで被写体を美しく際立たせる。

α7C Ⅱとα7CRの大きさは、幅約124ミリ×高さ約71・1ミリ×奥行き約63・4ミリメートル。イメージセンサーはα7C Ⅱが有効3300万画素でα7CRが有効6100万画素。

本体の想定価格は、α7C Ⅱが消費税込みで30万円前後。α7CRが同45万円前後。


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日刊工業新聞 2023年月9月5日

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