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ホンダの新型EV「アキュラZDX」の性能、来年初頭に北米投入

ホンダの新型EV「アキュラZDX」の性能、来年初頭に北米投入

ホンダの北米向け新型EV アキュラ「ZDXタイプS」

ホンダは2024年初頭に北米で発売を予定する新型電気自動車(EV)Acura(アキュラ)「ZDX」と「ZDXタイプS」を公開した。北米向け高級車ブランドのアキュラでは初めてのEV。米ゼネラル・モーターズ(GM)との共同開発によるスポーツ多目的車(SUV)モデル。GM製「アルティウム」バッテリーを搭載し、GMの工場で生産する。

バッテリー容量は102キロワット時で、航続距離は米環境保護庁(EPA)の基準で300マイル(約482キロメートル)以上。車載向けコネクテッドサービス「グーグル・ビルトイン」をアキュラとして初めて標準搭載した。タイプSは4輪駆動車のみの設定で、最高出力約500馬力の高出力モーターを搭載する。

ホンダは40年までに4輪車販売のすべてをEVと燃料電池車(FCV)とする計画で、30年までにEVの年間生産台数200万台超を目指している。北米では24年に同じくGMと共同開発するEV「PROLOGUE(プロローグ)」を発売するほか、25年にホンダ独自の専用プラットフォームを採用した中・大型EVも投入する計画だ。


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日刊工業新聞 2023年8月22日

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