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前年比倍増の車種相次ぐ5月新車販売、トップ5の名前

前年比倍増の車種相次ぐ5月新車販売、トップ5の名前

N-BOX(ホンダ提供)

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が6日発表した5月の車名別新車販売は、ホンダの軽自動車「N―BOX」が9カ月連続で首位となった。前年同月比61・8%増の1万3967台だった。3車種が1万台を超え、前年同月から2車種増えた。上位30車種のうち8車種が同2倍以上伸びており、全体的に半導体不足が影響していた前年の反動が出ている。

2位はトヨタ自動車の小型車「ヤリス」で、同2・5%増の1万2714台。3位はダイハツ工業の軽自動車「タント」で同2・7倍の1万1208台と大幅に増え、トヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」が同4・8倍の9233台で4位に浮上した。

僅差の5位はトヨタの小型ミニバン「シエンタ」が同2・1倍の9109台、6位はトヨタの「カローラ」で同6・9%減の8771台だった。

登録車は上位6車種をトヨタが占めた。同社のプリウスは、1月のフルモデルチェンジ、3月にプラグインハイブリッド車(PHV)モデル発売などが奏功し、大幅増となった。


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日刊工業新聞 2023年06月07日

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