大分大学は、２０２４年度入試から理工学部・学校推薦型選抜「女子枠（仮称）」を新設する。理工系分野の大学院進学や企業で研究開発を強く志望する女子生徒を募集するもの。

大学入学共通テストを課さない「学校推薦型選抜Ⅰ」では、知能情報システムプログラム２人、知能機械システムプログラム１人、生命・物質化学プログラム４人など計１１人。大学入学共通テストを課す「学校推薦型選抜Ⅱ」では、建築学プログラムのみ２人を女子枠で設ける。学校推薦型選抜（一般推薦）との併願も可とする。

最近の同大理工学部への女子生徒入学比率は１６―１７％と極端に低い。「イノベーションを確保するには多様性が重視される。この取り組みを一つとしてやっていく」（小林祐司理工学部長）考えだ。