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暗闇でも数キロ先を撮影!キヤノンの新型カメラがスゴい

キヤノンはSPADセンサー搭載のレンズ交換式超高感度カメラ(写真)を開発した。2023年内の発売を目指す。暗闇であっても数キロメートル先の被写体を捉えられる。国境や港湾、駅といった重要施設での活用を想定。価格は今後詰める。

SPADセンサーには、画素に入ってきた光の粒子(光子)を数える仕組みの「フォトンカウンティング」を採用。画素に光子が一つでも入ると約100万倍に増幅して大きな電気信号を出力。0・007ルクスの暗い環境下でもわずかな光を検出し、被写体を鮮明にカラー撮影できる。

日刊工業新聞 2023年04月18日

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