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メルセデス・ベンツが全面改良、SUV「GLC」に搭載したターボエンジンの効果

メルセデス・ベンツ日本(東京都品川区、上野金太郎社長)は、スポーツ多目的車(SUV)「GLC=写真」を全面改良し、予約注文を開始した。ディーゼルエンジン搭載のマイルドハイブリッド車(HV)のみの車種構成としたほか、最新の安全運転支援システムなども搭載した。消費税込みの価格は820万円。

パワートレーン(駆動装置)には最高出力197馬力、最大トルク440ニュートンメートルを発揮する排気量1992ccのクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジンを採用。エンジンとトランスミッションの間にマイルドハイブリッドシステム「ISG」を配置し、最大で出力23馬力、トルク200ニュートンメートル向上する。

路面状況、乗車人数や積載状況に応じて減衰力を最適に保つ新開発のサスペンションにより、悪路での走行性能を高めた。

車線認識には360度カメラシステムを活用。精密に車線中央を維持するステアリング支援や、飛び出しや巻き込みで衝突する危険がある場合にブレーキを作動する新機能を追加した。

日刊工業新聞 2023年03月21日

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