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積水ハウスが新中計、成長関連投資3000億円の使い道

積水ハウスは、2026年1月期の売上高を3兆6760億円(23年1月期比25・5%増)とする中期経営計画を発表した。今後3カ年の成長関連投資で前中計比1・5倍の3000億円を投じる。うちM&A(合併・買収)に2000億円を充て、成長を見込む海外で主力市場とする米国の住宅関連会社買収などを積極化する。25年に海外の一戸建て住宅供給で日本と同等の1万戸を目指す。

国内の安定成長と海外の積極的成長を見込み、26年1月期の営業利益目標は3180億円(同21・7%増)。同日発表した23年1月期連結決算は売上高が前期比13・1%増の2兆9288億円、営業利益が同13・6%増の2614億円と過去最高を更新。堀内容介副会長は「買収で2社を連結化した米国の住宅事業が6月までは好調でけん引した」と好業績の要因を語った。

日刊工業新聞 2023年03月10日

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