積水ハウスが東大工学部に新設した新教育拠点を通して作りたい新たな住まい
積水ハウスは、国際建築教育拠点として、東京大学工学部内に研究施設「T―BOX」を開設した。産学連携で「未来の住まいのあり方」を研究する場として、最新のデジタル技術を活用し、住宅のイノベーション実現を目指す。施設デザインは日本の建築家、隈研吾氏などが担当した。
研究施設には、3Dプリンターやコンピューター数値制御(CNC)加工機などを導入。建築図面や模型を3Dスキャンによりデジタル化し、歴史的な建築技術を保存・継承し、教育に生かす取り組みも行う。国内外の研究者や企業、建築学科内外での連携を促し、次世代の建築人材育成を目指す。
同社は人生100年時代に求められる、人とのつながりや健康に寄り添った住宅を模索する中で「デジタルと伝統を結びつけた新たな住まいをつくりたい」(仲井嘉浩社長)とする。
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日刊工業新聞2021年10月15日