ニュースイッチ

ホンダが公開、「自律移動モビリティー」の性能

ホンダが公開、「自律移動モビリティー」の性能

積載量を増やすなど機能を拡大したホンダのAWV

ホンダは自律移動モビリティー「ホンダオートノマスワークビークル(ホンダAWV)」の3代目の試作車(写真)を、14日から米ラスベガスで開催される国際建設機械見本市「CONEXPO」で公開する。積載量を2代目の400キログラムから907キログラムに拡大したほか、ナビゲーション機能も強化した。

ホンダAWVは頑丈で耐久性の高い電動モビリティー。アタッチメントやツールの追加で運搬をはじめ多様な作業に活用できる。3代目では全球測位衛星システム(GNSS)からの電波が届きにくい場所でのナビゲーション機能を改善した。また、道路上に停止している障害物に対する回避機能も高めた。

今後もホンダAWVの商品化を目指して北米で実証を継続し、性能や仕様の一層の向上につなげる。


【関連記事】 ホンダが新しいクルマ作りで必ず頼りにする機械メーカー
日刊工業新聞 2023年3月9日

編集部のおすすめ