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江崎グリコが160億円投資、「ポッキー」新工場に導入した新技術

江崎グリコはインドネシア・西ジャワ州で「ポッキー」の新工場を稼働し、同国向けの出荷を始めた(写真)。江崎グリコの工場として、延べ床面積で過去最大。投資額は160億円。今春には米国向けの生産を始め、順次輸出を始める計画。需要の増加が見込める東南アジアや北米をはじめ、世界で事業拡大を狙う。

新工場の延べ床面積は約5万7000平方メートル。ポッキーの細長い形状を安定的かつ高品質に生産するため、熟練社員のノウハウをデータ化し、生産自動化につなげる新技術を導入した。また主原料の小麦はエアー設備で除湿し、劣化を防止して品質の安定化を図る。「タイの工場と合わせ、インドネシアやASEAN、北米の各市場の需要に応える」(永久秀明執行役員)。

日刊工業新聞2023年2月27日

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