豊田通商はガーナで車両組立会社でスズキの小型車「スイフト」の組み立てを始めた。ボディーを溶接、塗装済みの状態で輸入し、主要構成部品をボディーやシャシーに組み付けるＳＫＤ（セミノックダウン）生産。同工場ではトヨタ自動車のピックアップトラック「ハイラックス」のSKD生産を2021年6月に開始しており、豊田通商にとってアフリカにおけるスズキ車の生産ならびに2ブランドの混流生産は初めて。

今回の「スイフト」のSKD生産は１９年1月にトヨタからアフリカでの営業業務の全面移管を受けた豊田通商と、同年3月にトヨタと協業合意したスズキ間のアライアンス強化・拡充の一環として実行された。