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トヨタが公開、小型SUVタイプの新型EVで打ち出すモノ

トヨタ自動車は17日、小型スポーツ多目的車(SUV)タイプの新型電気自動車(EV)の試作車を公開した。アグレッシブな外観としたほか、内装には植物由来のリサイクル素材を使ったシートを採用し、環境への配慮を打ち出す。発売は未定だが米国導入を含めて検討中で、日常使いしやすい入門モデルに位置付ける。

19日から米国で開かれる「ロサンゼルスオートショー」に、新型車「bZコンパクトSUVコンセプト=写真」として出展する。全長4538ミリ×全高1560ミリ×全幅1888ミリメートルで、21インチの大径ホイールを搭載。前輪駆動と四輪駆動の両方を想定する。航続距離や出力など、他の詳細情報は2023年以降の発表を予定する。

EV専用ブランド「bZシリーズ」としては、中型SUV、セダンに続く3車種目になる。新型車はエントリーSUVとして、1990年代後半以降に生まれた「Z世代」から活動的な60歳以上の「アクティブシニア」まで、幅広い顧客層の獲得を想定する。


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日刊工業新聞 2022年11月18日

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