乳児の肌ケアは「牛乳石鹸」で。低刺激のための工夫
牛乳石鹸共進社(大阪市城東区、宮崎悌二社長)は、乳液など乳児用の肌ケア新ブランド「カウブランド ベビー」を立ち上げた。同社の乳児用新ブランドは61年ぶり。目や口に入った時の安全性や低刺激を考慮し、生まれてすぐに使えるようにした。
同ブランドは乳児の肌の手入れに対する悩みやトラブルの軽減を目指し、従来ブランド以上に低刺激を追求した。90%を食品成分とするとともに乳や卵など7品目の食物アレルギーテストを実施。目への刺激性テストも行い、目に入ってもしみにくく痛みの少ない処方を開発した。
消費税込みの価格はボディーソープ「全身泡ウォッシュ」のポンプ付き400ミリリットル入りが1210円、乳液「スキンミルク」の300グラム入りが1540円。ベビー用品店やインターネット通販で販売する。
香料や鉱物油、アルコール、着色料は不使用。泡ウォッシュは同社従来品の6倍洗い流しやすく、スキンミルクは馴染みやすく液だれしにくくし、使いやすさも追求した。
日刊工業新聞 2022年9月22日