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AIで自律移動する小型床洗浄ロボット「ハピボット」の実力

AIで自律移動する小型床洗浄ロボット「ハピボット」の実力

AIで自律移動する小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT(ハピボット)」

アマノはプリファード・ロボティクス(東京都千代田区)と共同で、人工知能(AI)で自律移動する小型床洗浄ロボットを開発した。アマノが10月1日に発売する。従来の技術では難しかった床マットなども障害物として認識可能。通路の狭い食品スーパーなど、手押し式洗浄機しか使えなかった施設でも導入できるようにした。消費税抜きの価格は320万円。2022年度(23年3月期)に200台、23年度に600台の販売を目指す。

新製品「HAPiiBOT(ハピボット)」は幅550ミリ×長さ1220ミリ×高さ940ミリメートル。連続2時間の洗浄が可能で、人手不足になりがちな深夜・早朝の清掃作業を自動化できる。

導入時は清掃対象エリアの外周を最初に登録(ティーチング)するだけで、周囲をセンシングしながら施設内の通路を自律移動し、走行可能なルートを自動で生成する。

遠隔操作を可能にするクラウドサービスを同時発売する。複数台のロボットの稼働状況をリアルタイムに監視できることに加え、清掃ルートの変更やマップ連携が可能になり、現場管理者の工数削減につなげられる。

日刊工業新聞 2022年9月22日

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