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昼行・夜行それぞれ36本運行、JR西が運行する観光列車「紀南コース」刷新の中身

JR西日本は観光列車「ウエストエクスプレス銀河=写真」の京都と新宮を結ぶ紀南コースの企画と利便性を向上させる。10月-2023年3月に運行する2年目は和歌山県でのおもてなしプランの拡充や刷新を図り、海側の座席を増やす。昼行列車は運行時間を早め、乗車後に新幹線などで当日に帰れる地域を広げた。昼行と夜行をそれぞれ36本運行する。

昼行では運行日ごとに和歌山の魅力を紹介する。周参見駅では温泉入浴やサイクリングなどのオプションを設けた。夜行では名勝で日の出を鑑賞できるように柔軟に時間を設定した。

約3000人が利用した1年目の運行時から車両の左右を入れ替え、海側座席が2倍以上となる61-71席に増える。景観スポットでは景観改善を図った。

昼行は出発を約2時間、到着を約1時間半早めた。新大阪で新幹線などに乗り換えれば、東京、博多、金沢に当日到着できる。

日刊工業新聞2022年8月19日

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