バラのとげに活性酸素消去の成分、アンチエイジング化粧品に活用へ

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バラのとげに含まれる成分を有効活用していく

ナリス化粧品(大阪市福島区、村岡弘義社長)は、従来廃棄していたバラのとげや茎が化粧品に活用できる活性酸素を消去する成分を含むことを発見した。これまで花弁のみから化粧品成分を抽出していたが、今後はバラ全体の有効活用を進める。ヒトの細胞の老化の要因とされる活性酸素へ対応する成分のため、花弁と同じく主にアンチエイジング化粧品に活用したい考え。

同社は活性酸素の一種でヒトの体内で消去する仕組みが存在しない「ヒドロキシルラジカル」に対応できる成分を探索した。同活性酸素は体内での量は少ないが、他の活性酸素より肌の保湿成分のヒアルロン酸の断片化率が高く肌の弾力に関わるエラスチンの沈着も促す。バラの花弁のほか子房や葉、茎、とげを調べた結果、とげに含まれる成分でヒドロキシルラジカルを消去する能力が最も高かった。

自社のバラ園(宮城県登米市)で、とげの最も多い茎を持つバラから成分を抽出し、今後開発する化粧品に活用する。

日刊工業新聞2022年7月26日

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ナリス化粧品

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