自律航行水上タクシー実証へ、新たな交通インフラになるか
エイトノット(堺市堺区、木村裕人最高経営責任者〈CEO〉)は、広島県の「〝サキガケ〟プロジェクト実証実験実施業務」に採択された。同プロジェクトは、2025年の無人航行小型船舶の社会実装に向け、規制などの事業障壁や新たなルール作りに挑戦する事業を支援するもの。
エイトノットは小型船向け自動運転技術開発のスタートアップ。今秋にも広島港周辺海域で、自律航行小型電気推進(EV)船を用いた水上タクシー向け先行技術実装を行う。瀬戸内海エリアを繋ぎ、自由に行き来が可能な新しい水上交通インフラの構築を目指す。
日刊工業新聞2022年7月15日