ニュースイッチ

マツダが発刊した「100年史」の中身

マツダは2020年1月の創立100周年を記念し、「マツダ100年史(非売品、A4版)=写真」をこのほど発刊した。「正史編」(約670ページ)と「図鑑編」(約210ページ)で構成。同社の周年誌では1972年1月発刊の「東洋工業五十年史」以来となる。

2500部制作し、官公庁や協力企業、取引先などのほか、広島を中心とした大学、高校、専門学校などにも配布した。100年史は、16年から約6年かけ編集、歴史を短い物語形式にまとめた。21年1月に新書版で別に発刊した「エピソード編」(約320ページ)と合わせ計3編の構成となる。

正史編では、創業者・松田重次郎氏の半生に加え、ロータリーエンジン開発やフォードグループでの経営再建など技術や経営の歴史を10章に分け紹介。図鑑編は歴代の自動車の写真や図表などを中心にまとめた。

日刊工業新聞2022年7月12日

編集部のおすすめ