ダイハツが「ムーヴ キャンバス」全面改良、軽で初めて備えた機能
ダイハツ工業は軽乗用車「ムーヴ キャンバス=写真」を全面改良し13日に発売する。シンプルさを前面に出した「ストライプス」と上質感を追求した「セオリー」の2タイプを揃え、購入者の多くを占める若い女性のほか、中年層や男性も選びやすくした。軽で初めて保温カップ保持器を備えるなど、収納の利便性を高めた。消費税込みの価格は149万6000円から。月販目標は6500台。
ストライプスはナンバープレートをバンパーに設置し、後部の見栄えを良くした。セオリーは外装にメッキを施したほか、内装もブラウンとネイビーで配色し上質さを表した。
ニーズの強かったターボチャージャー(過給器)モデルも初設定し、中長距離でも加速性能や走行時の安定性を高めた。車体を50キログラム軽くし、WLTCモード燃費は22・9キロメートルと約10%改善。危険を検知する安全運転性能も向上した。
日刊工業新聞2022年7月12日