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創業130年へ…森トラストが「万平ホテル」大規模改修

創業130年へ…森トラストが「万平ホテル」大規模改修

本館アルプス館は国の登録有形文化財に指定されている(現在の万平ホテル)

森トラストは2023年1月中旬から、長野県軽井沢町で運営する万平ホテルで大規模な改修・改築工事を始める。ホテルが24年に創業130年を迎えることを受け、1936年に建築された本館アルプス館を含む建物の補強と広範囲の改修を実施。その他の既存棟でも、客室の新設や新施設の追加などを予定する。24年5月の完成を目指す。

改修・改築工事に当たり、23年1月4日―24年夏まで営業を休止する。再開後の予約受け付けは未定。万平ホテルは日本における西洋式ホテルの草分けの一つとして知られ、中核となる本館アルプス館は国の登録有形文化財に指定されている。ハーフティンバー様式の外観や和洋折衷の室内意匠が特徴で、戦前から現在まで各界の著名人が訪れている。

日刊工業新聞2022年6月27日

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