日本航空子会社のLCCが機内食で提供する「昆虫食」の中身

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食用コオロギを使用したペスカトーレ(左)と粉末化したコオロギ(グリラス提供)

日本航空の子会社で中長距離格安航空会社(LCC)のZIPAIR Tokyo(ジップエア)は、食用コオロギを使用した機内食メニューを7月1日から国際線4路線で提供する。徳島大学発ベンチャーで食用コオロギの品種改良や販売を手がけるグリラス(徳島県鳴門市)と提携し、廃棄食料をエサとして生産した国産の食用コオロギを粉末化したパウダーを原料に使用する。

提供するのは「トマトチリバーガー」「ペスカトーレ」の2種類で、価格はいずれも1500円(免税)。ソースなどにコオロギのパウダーを加えている。東京(成田)―バンコク線などで提供する。

ジップエアは以前から機内食の事前予約制を導入して食品ロスの削減に努めている。廃棄食料をエサにしたコオロギを原料にすることで、さらなる環境負荷の低減を目指す。

グリラスは徳島大での30年におよぶコオロギ研究を生かすため、2019年に設立。昆虫食はたんぱく質を生産するのに必要な水やエサの量がウシやブタより圧倒的に少なく、環境負荷が低いため、近年注目されている。

日刊工業新聞 2022年6月23日

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