半導体不足が影響…トヨタ九州の生産台数が12%減
トヨタ自動車九州(福岡県宮若市、永田理社長)の2021年度の生産台数は、前年度比12・3%減の36万3365台にとどまった。新型コロナウイルス感染拡大による海外からの部品調達の遅れや半導体供給不足の影響を受けた。
本社宮田工場第一ラインの停止は52・5日に及んだ。この影響で22年3月期売上高も前期比5・2%減の1兆1656億円と2期連続の減収に。23年3月期予想は非公表とした。
22年度も半導体不足や上海のロックダウン(都市封鎖)の影響などで、5月に稼働を停止する日が出ている。
日刊工業新聞 2022年5月19日