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スズキが1830億円投資で主力市場に4輪新工場

インドで2025年稼働
スズキが1830億円投資で主力市場に4輪新工場

スズキのインド生産子会社

スズキは1100億ルピー(約1830億円)を投じ、インド・ハリヤナ州に4輪車の新工場を建設する。年間生産能力は25万台で2025年に稼働予定。同国での年産能力は計250万台に増える。経済成長により拡大する需要に対応する。今後、新工場周辺での工場増設を視野に入れる。

 

現在、スズキはインドでの4輪車生産拠点として、ハリヤナ州に2工場、グジャラート州に1工場を構える。同社においてインドは、世界販売の約5割を占める主力市場。3月には電気自動車(EV)と車載電池を生産するため、約1500億円を投じてグジャラート州の工場の生産能力を増強する計画を発表した。

日刊工業新聞2022年5月16日

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