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スマート農機を高精度化するクボタ、専務の意気込み

スマート農機を高精度化するクボタ、専務の意気込み

クボタはスマート農機の開発に力を入れている(自動運転機能を搭載したトラクター「MR1000A」。同社提供)

クボタと新潟クボタは自動運転の高精度化へ向け、2022年中にリアルタイムキネマティック(RTK)基地局を新潟県内で4基設置する。新潟県と連携協定を締結した。県内での「スマート農機」の研究を加速するほか、グループが持つ農場での化学肥料や燃費削減効果に関する実証実験を新潟県農業総合研究所と共同で行う。

クボタは全地球測位システム(GPS)を活用し、直進を保って進む機能を搭載した田植機を業界で初めて発売するなど、スマート農機の開発に力を入れてきた。クボタ取締役専務執行役員の渡辺大機械事業本部長は「新潟県が有する地域密着ネットワークとクボタグループの技術・ノウハウを組み合わせ、新潟における農業の持続的発展に貢献したい」とした。

日刊工業新聞2022年4月26日

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