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次世代自動車の室内空間を開発、アルプスアルパインとテイ・エステックが業務提携した狙い

アルプスアルパインとテイ・エステックは、車室内空間の共同開発に関する業務提携契約を締結した。2030年以降の次世代自動車への搭載を視野に、付加価値の高い車室内空間(イメージ)の構築や試作機の開発、自動車メーカーなどへの提案に取り組む。

両社は20年から技術ワークショップを実施し、協業を検討してきた。顧客基盤や企業風土において親和性が高く、シナジーを発揮できると判断した。

テイ・エステックは自動車の座席シートやドアトリム(内張材)の開発や生産を手がける。アルプスアルパインはHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)やソフトウエアなどの知見を有する。

両社のノウハウを組み合わせ、迅速な製品化を目指す。

日刊工業新聞2022年1月31日

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