ドローンで建設現場の屋内点検、竹中工務店などが商用展開へ

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視覚的に分かりやすい飛行ルート設定が可能

センシンロボティクス(東京都渋谷区、北村卓也社長)は、竹中工務店、カナモト、アクティオと共同で、飛行ロボット(ドローン)を活用した建設現場の屋内外巡視実証サービスを2月に始める。全地球測位システム(GPS)が使えない屋内でもドローンを自動飛行させることが可能。施工管理の担当者が行う安全巡回や現地確認作業をドローンに置き換え、省力化や現地への移動時間の削減につなげる。客先の現場実証により使い勝手などを改良、2023年度以降の商用展開を目指す。

建設現場の屋内を飛行するドローン

実証サービスはセンシンロボ独自のプラットフォーム技術「センシンコア」に、ドローンの自己位置推定に用いる「ビジュアルSLAM技術」を組み合わせた。ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)データで作成した建設現場の3次元マップを、そのまま飛行ルートの設定に利用できるのが特徴。BIMデータを変換、3次元マップ表示することで、飛行高度も含め視覚的に分かりやすい飛行ルート設定ができる。

カメラを搭載したドローンを自動飛行させることで、現場の省力化や作業期間短縮につなげる。平日は人が作業し、休日に現場でドローンを飛ばして進行状況を管理することも可能になる。

建設工事は施工期間が数日から数カ月などと幅広い。「まずは利点をユーザーに知ってもらう」(センシンロボ)ため、プランは数日、1カ月、半年などと各種設定し、数日プランの料金は100万円以下に設定する考え。“お試しサービス”として客先のさまざまな現場で利用してもらうことで細部を改良、商用展開につなげる。

日刊工業新聞2022年1月21日

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