園児がデジタル体験、産能大がプログラミングでお絵かきイベント
産業能率大学情報マネジメント学部の北川博美教授ゼミナールは、同大学湘南キャンパス(神奈川県伊勢原市)で幼児向けデジタル体験イベント(写真)を開いた。同ゼミは小学生へのプログラミング体験ワークショップを十数年来実施してきたが、未就学児を対象とするのは初めて。ゼミ生8人が先生役となり、近隣の幼稚園児7人がビジュアルプログラミングツール「ビスケット」で絵を描き、画面上で動かす体験をした。
同ゼミは子どもにふさわしい教育用コンテンツ研究の一環として、学生がワークショップなどのイベントを企画・運営している。今回のイベント「デジワールド」では参加した幼児がカエルの縫いぐるみなどを置いた床の上で、学生の指導を受けながら思い思いにタブレットパソコンを操作。会場は幼児と学生の楽しげな笑い声が絶えなかった。
日刊工業新聞2021年12月17日