電動キックスケーターのシェア実証、オートバックスが解決したい問題
オートバックスセブンは大分市内で電動キックスケーターのシェアリングサービスの実証実験を始めた。日本文理大学の学生を対象に、同大学と最寄り駅の大在駅に電動キックスケーターを設置した(写真)。新たな通学手段を提案し、ラストワンマイル(目的地までの最後の区間)問題の解決を図る狙いだ。
大在駅と同大学をつなぐ公共交通機関がないため、学生は大学のスクールバスなどで通学している。新型コロナウイルス感染対策でパーソナルモビリティーのニーズが高まる中、電動キックスケーターの活用について検証する。
同社は大分県の「次世代モビリティサービス導入推進事業」を受託した。実証実験の期間は24日まで。
日刊工業新聞社2021年12月10日