AI開発を障がい者が担う、オートバックスが雇用創出へ

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オートバックスセブンは、摂南大学などと連携し、人工知能(AI)開発業務において、障がい者雇用を創出するための共同研究を始める。AI開発における機械学習の関連業務を障がい者が担うためのプラットフォーム(基盤)構築を図る。障がい特性に合わせた入力デバイスなど治具や運用モデルを設計する。

AIやロボティクス技術の進展で、障がい者が担う仕事の選択肢が縮小する懸念がある。オートバックスセブンは今回の共同研究により、AI時代も障がい者が、働く機会を十分に確保できる環境づくりを目指す。

同社と摂南大のほか、同社子会社のエー・ディー・イー(大分県別府市)、社会福祉法人太陽の家(同)が参画し、機械学習に用いる「教師データ」の入力デバイスなどを開発する。フットスイッチや、レバーを傾けることで方向入力が行える「ジョイスティック」などを利用し、多様な障がいに対応可能な入力方法を探る。

就労を希望する障がい者が安心して働けるように、アクセシビリティー(利用しやすさ)に配慮した教師データ作成支援システムを構築し、具体的な運用方法を検討する。教師データ入力を担う拠点も設置し、障がい者の就労支援につなげる。

日刊工業新聞2021年10月26日

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