ロボットが複数階に資材配送、竹中工務店が実現させた方法

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配送ロボットがフロアを走行(動作実証状況)

竹中工務店は、カナモトと共同で、竹中工務店が開発した建設ロボットプラットフォーム(基盤)の機能を拡張し、ロボットによる複数階への資材配送を実現した。建築の3次元モデリング技術「BIM」で経路設定し、ロボットを建設期間中の本設エレベーターと連動させ、軽材料の配送や搭載カメラによる工事進捗(しんちょく)状況の確認に利用できた。作業の効率化や建設作業員への負担軽減につなげるほか、今後、大型資材搬送ロボットとも連携を目指す。

 

配送ロボットはアスラテック(東京都港区)が国内展開する香港Rice Robotics社製の自律走行型配送ロボット「ライス」を使用。実証では三菱電機製の本設エレベーターにIoT(モノのインターネット)機器を仮設し、同基盤で配送ロボットと本設エレベーターを制御、建設期間中の本設エレベーター仮使用時に資材を複数階に配送した。

 

配送ロボットは充電ステーションからエレベーターを乗降し、所定の場所に移動。資材ボックス内の資材や熱中症対策用飲料を受け渡した後は、同ルートを使い充電ステーションに自律で戻る。ロボット自らが走行ルートの資材や人を障害物と判断し、避けるルートを自動で生成できる。

日刊工業新聞社2021年12月10日

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