介護施設や医療機関で採用へ、消毒もできる「人型ロボット」の正体

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丸文などが拡販を目指す人型ロボット「アイオロス・ロボット」

丸文は医療用機械器具卸のシバタインテック(仙台市若林区)、共立医科器械(盛岡市)、ケア・テック(同)と、セールスパートナー契約を結んだ。丸文が扱う人工知能(AI)を搭載した人型ロボットを東北地方で販売する。3社の販売網やサポート体制を生かし、介護施設や医療機関での採用を目指す。

販売する「アイオロス・ロボット」は、高さが約130センチメートル、横幅が55センチメートル、重さ81キロ。ソフトバンクの「ペッパー」のような人型ロボットで、バッテリーで6時間駆動する。

カメラや赤外線、超音波、センサーを使って周囲を認識し、サーバーなどと無線で通信してAIで人やモノを認識する。エレベーターに自ら乗って障害物をよけながら自由に施設内を巡回。紫外線を使いボタンや手すりを消毒する。米アイオロス・ロボティクスが製造する。丸文では新型コロナウイルスの感染防止や人手不足に対応できるとして、介護施設や医療機関での採用を見込む。

シバタインテックは主に南東北3県、共立医科器械とケア・テックは北東北3県での販売に強みを持つ。シバタインテックと共立医科器械は業務資本提携を結んでおり、導入やサポートなどのノウハウ共有も図れる。今後は各社でアイオロス・ロボットのデモを常時実施できる体制を整え、拡販につなげる。

丸文は東北以外の地域でも販売店とパートナーシップを結んで販売網を強化し、2022年度からの全国展開を目指す。

日刊工業新聞2021年12月6日

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