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スバルが「アイサイト」画像を初めて一般公開する狙い

スバルが「アイサイト」画像を初めて一般公開する狙い

運転支援システム「アイサイト」の画像データ(イメージ)

SUBARU(スバル)は、運転支援システム「アイサイト」で得た画像データ12万枚以上を一般公開し、このデータを用いた物体速度検出アルゴリズムを社外から募る。「スバル画像認識チャレンジ」と題したデータ分析コンテストを実施するもので、優秀成績者には最高100万円の報奨金を支給する。期間は2022年1月末まで。運転支援システムの開発競争が激化する中、スバルは外部の知見を取り込む「オープンイノベーション」で開発に弾みを付ける。

スバルがアイサイト画像データを一般公開するのは初めて。今回のコンテストは、同社の人工知能(AI)開発拠点「スバルラボ」(東京都渋谷区)が実施する。

同社は、スバル車が関与する死亡事故ゼロを30年に実現する目標を掲げている。アイサイトとAIを融合して運転支援システムを進化させ、事故軽減につなげる方針。

日刊工業新聞2021年11月24日

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