【動画あり】飲料を1日1000本補充、ファミマ社長がAI陳列ロボットに抱く期待

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ファミリーマートは、経済産業省店(東京都千代田区)に導入した飲料陳列ロボットを披露した(写真)。人とロボットが共存可能な環境を構築し、店舗運営におけるスタッフの負担軽減や中長期的に顕在化している労働力不足に対処する。今回のペットボトル飲料用を皮切りに、他の飲料や食品などへの応用に向けた検討を進める。

導入したロボットは人工知能(AI)でペットボトル飲料の形状や棚の状況を認識し、バックヤードにある商品をつかんで陳列する。1日当たり約1000本を補充でき、遠隔操作で複数店舗にも対応できる。長時間かかる手作業での陳列を代替でき、運営面でのコスト削減効果も狙う。

経産省は人とロボットが共存する「ロボットフレンドリー」な社会の実現に向けた実証を展開している。ファミマはTelexistence(テレイグジスタンス、東京都中央区)との連携で開発を進め、今回の導入に至った。ファミマの細見研介社長は「女性や高齢者が働きやすい環境にもつながる」と今後の普及に期待を込めた。

日刊工業新聞2021年11月4日

COMMENT

高田圭介
編集局経済部
記者

学生時代にコンビニでアルバイトしていた時期があるのですが、段ボールからの開封や陳列、表に出ていない商品の整頓など、入荷後にバックヤードに籠もって何時間も作業に追われてクタクタになった思い出がよみがえりました。人とロボットが同じフィールドで共存する姿も面白いですが、表から見えないハードな部分にこそサービスロボットが求められるシーンが多いのかと思います。普及に向けてリーズナブルな価格、機能のマルチ化、コンパクトな機体、と求められるハードルは高いと思いますが、今後の広がりが楽しみです。それにしても普段は政策の話を記事にすることがほどんどなので、久しぶりに現場を見る取材の楽しさを実感しました。

キーワード
ファミリーマート

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