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連合初の女性会長、芳野友子氏が特に力を入れたい取り組み

連合初の女性会長、芳野友子氏が特に力を入れたい取り組み

(左から)清水秀行事務局長、芳野友子会長、松浦昭彦会長代行、川本淳会長代行

連合で初の女性会長となった芳野友子新会長は、都内で就任後初の記者会見をし、「企業はトップダウンで仕事を進めるが、労働組合の活動はボトムアップが軸。現場の声をしっかりと受け止めて、広がりある活動にしていきたい」と抱負を語った。また、「多くの非正規(労働者)が女性だ。(賃金などの)全体的な底上げにつながる施策をやっていきたい」と述べ、労働環境の改善に幅広く取り組んでいく考えを示した。

芳野氏は特に力を入れていきたい取り組みについて、「一丁目一番地は女性参画」と強調。その上で、非正規労働者への対応について「(連合定期大会が開催された)昨日のあいさつで(女性の昇級について)ガラスの天井を突き破ると申し上げたが、非正規の皆さんにも同じようなガラスの天井がある。組織化がまだまだ足りない。連合に入りたいと思ってもらえる運動をしないといけない」と語った。

日刊工業新聞2021年10月8日

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