電動車いす「WHILL」、自動車ディーラー31社と地域課題解決に挑む

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免許返納後の足として高齢者に電動車いす「WHILL」を提案する

WHILL(ウィル、東京都品川区、杉江理社長)は、全国の自動車ディーラー31社と連携し、電動車いす「WHILL」を活用して地域の課題解決に取り組む。免許返納後の移動手段としてWHILLの販売を拡大するほか、各地域の課題に即した解決手法をディーラー主導で検討する。

31社との連携でWHILLの取扱店舗を430店舗に倍増し、試乗可能店舗も160店舗に拡大した。高まるニーズに対応し、販売を加速する。

例えば参加ディーラーのホンダ自販タナカ(富山市新庄本町)が拠点を置く富山県は「公共交通網が不十分な地域がある」「高齢者の交通事故が増えている」といった課題を抱える。

ホンダ自販タナカはWHILLの利用を提案し、免許返納後の高齢者の移動の不安を払拭(ふっしょく)する。また同県の自然を守るため、WHILLを「カーボンフリー社会」実現に向けた活動に生かしたい考え。

ウィルは6月に自動車ディーラー16社と連携し高齢者の免許返納を後押しする取り組みを開始。免許を返納しWHILLを購入する高齢者に感謝状や納車式などの特典を提供する。今回提携したディーラーの店舗でも実施する。

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日刊工業新聞2021年9月17日

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