ニュースイッチ

ロボットによるEV用蓄電池交換サービス、ENEOSが実証へ

ENEOSホールディングス(HD)は、米国のベンチャー、Ample(アンプル)と国内で電気自動車(EV)用蓄電池の自動交換サービスで協業する。2021年度中に、タクシーや輸送事業者を対象にアンプルが開発したロボットによる蓄電池交換ステーションでの実証実験を行う。

ステーションに車両を入れると、ロボットが車体下部から自動的に短時間で電池交換する。ガソリンの給油と同様に手軽に電池交換ができる。将来は蓄電池交換ステーション自体を大きな定置用蓄電池と見なし、地域の再生可能エネルギー電源と組み合わせて電気の効率利用や非常時の電源確保などを検討する。アンプルにはENEOSHDが出資しており、北米ではすでに事業化している。

オンラインセミナーのご案内

ニュースイッチでは、全固体電池に関連したオンラインイベント「全固体電池入門の入門 第2回 ビジネス視点で解説 自動車業界へのインパクト」を開催します。
講師はホンダでリチウムイオン電池の開発に携わり、その後、サムスンSDIの常務として電池事業の陣頭指揮をとり、現在は名古屋大学未来社会創造機構客員教授でエスペック㈱上席顧問を務める佐藤登氏です。
昨年には「電池の覇者 EVの運命を決する戦い」(日経新聞社)を上梓、業界に最も精通する同氏と、日刊工業新聞の自動車担当記者が「ここだけの話」をします。

2021/7/2(金) 14:00 ~ 15:30
<<申し込みはこちらから>>
一般 :¥5,500(税込) 前回参加者 :¥4,400(税込)
※前回(5月21日)参加された方は、特別料金(1,100円割引)にてお申込いただけます。お申込方法は、別途お送りしているメールをご確認ください。
申し込み締切
2021年7月1日(木)12:00
日刊工業新聞2021年6月17日

編集部のおすすめ