代ゼミが記述式問題を自動採点する教材開発、理研のAI活用

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代ゼミ公式サイトより(写真はイメージ)

代々木ゼミナール(東京都渋谷区、高宮英郎理事長)は、理化学研究所革新知能統合研究センターの開発した人工知能(AI)技術を用いて、現代文の記述式問題を自動採点する教材を開発した。生徒が問題を解くとすぐに採点されポイントがわかる。代ゼミは問題セットを7月に発売する。価格は2000円(消費税込み)。文章を書くことでトレーニングになる。

理研のAI技術で回答文を採点する。問題に対して正しい主語で回答しているか、文脈を正しく引用しているか、などを採点する。例えば採点ポイントで「自分の意見に同意を得るために」という文脈で回答してもらいたい場合に、「他人にわかってもらうため」という記述でも加点する。表現の幅広さをAI技術で対応する。

さらに代ゼミの講師の解説動画を3時間17分付けた。記述式は回答の評価に手間がかかるため、ドリルのような反復練習が難しかった。AI採点で、まず文章を書いて練習することがしやすくなる。

日刊工業新聞2021年5月28日

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