東京ガスとSCREENが水素分野でタッグ!セルスタック製造技術2年で開発へ

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オンラインで共同会見したSCREENHDの広江社長(右)と東京ガスの木本専務執行役員

東京ガスとSCREENホールディングス(HD)は26日、低コストで水素を製造するための「水電解用セルスタック製造装置」と中核部品のセルスタックを共同開発すると発表した。国が掲げる水素供給コスト、2030年に1ノルマル立方メートル当たり30円以下を目指す。東京ガスの固体高分子形燃料電池技術とSCREENHDの製造装置技術を融合。2年でセルスタック製造技術を開発し、その後は装置やシステム構築を実現しパッケージ化や知財提供も模索する。

SCREENHDの保有するロール状の長いフィルム基板を巻き戻す過程で塗工手法によりフィルムを連続的に加工し、機能性フィルムを低コストで作る技術を応用する。広江敏朗SCREENHD社長は「これにより製造コストを飛躍的に改善できるめどがたっている」と強調。木本憲太郎東京ガス専務執行役員は「水素活用の市場開拓にも取り組む。輸送機器、産業用に加え発電用が一番大きな用途になる」と力を込めた。

日刊工業新聞2021年5月27日

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