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3000億円の設備投資も!太陽誘電が発表した5カ年中計の中身

太陽誘電は、2026年3月期までに計3000億円の設備投資を計画することなどを柱とする5カ年の中期経営計画を発表した。26年3月期に売上高で21年3月期比約60%増の4800億円、営業利益率で同約1・5ポイント増の15%以上を目指すとした。積層セラミックコンデンサー(MLCC)を中心に重点投資し、市場の成長を取り込む。

日本と中国、マレーシアに新工場棟を建設して、5年間でMLCCの生産能力を同60%以上増やす。今期はモジュール製品の製造を手がける八幡原工場(群馬県高崎市)の敷地内に、MLCCの原料であるチタン酸バリウムの生産棟を建設する。チタン酸バリウムはこれまで榛名工場(同)のみで生産していた。

日刊工業新聞2021年5月14日

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