新幹線駅からの新たな足に?福井・越前で超小型EV用モジュールを実証

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TOP(福井県越前市、山本惠一社長)は、超小型電気自動車(EV)用に開発した電動駆動モジュール(イーアクスル)の走行実験を越前市内で始めた(写真)。第1種原動機付き自転車(ミニカー)と、認定車の2タイプで、それぞれ市販車を改造し自社製イーアクスルを搭載。2022年2月末まで、さまざまな条件下で一般道で実験する。改良点などを洗い出し23年春からの販売を目指す。

TOPのイーアクスルは福井県工業技術センターの特許を基に、緻密に太線を巻いたモーター技術で小型・軽量化した。インバーターと減速ギアとの3点構成で定格出力6キロワット、最大トルク38ニュートンメートルの性能で、重さ約17キログラムを実現。競合が少ない超小型モビリティー用のイーアクスルに特化して技術開発を続ける。

走行実験は越前市と陸運支局の認定を得て越前市域に限定して実施。電費性能、坂道や悪路の走行、耐久性を確認・分析する。すでに複数ユーザーと商談中で、本格供給の準備を急ぐ。

地元の越前市は23年4月をめどに、北陸新幹線の新駅からの足として超小型モビリティーの導入を計画。同市との連携も進める。

日刊工業新聞2021年4月20日

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